前へ
次へ

まだまだ未成熟なカンボジアの医療事情

3年前、所属している救護の団体からの依頼で、カンボジアへ行く事になりました。
自分にとって、初めての国際ボランティアで、海外も初めて。
嬉しさよりも緊張感と責任の方が大きかったです。
カンボジアでのミッションは、当国のファーストエイドの指導員達に、最新の技術をレクチャーせよ。
と、云う大変名誉でありながら、責任重大だなと、プレッシャーでもありました。
それでも仲間3名と共に、カンボジアに降り立ったのでした。
いきなり、発展著しい首都プノンペンの活気に圧倒されましたが、翌日からの移動で、多くの課題が山積であるカンボジアの医療の現状を見聞きし、まだまだ未熟で脆弱な状況である事を痛感させられました。
プノンペンから外れると一変、舗装路も少なく信号機も街灯も無い砂ぼこりの舞う道をひたすら走りました。
その間を、3人乗り4人乗りのバイクがすり抜けて行き、しかもヘルメットもなし。
明らかに乗用車なのに、10人くらいぎゅうぎゅうに乗っているクルマ。
そう。
交通事故が絶えないのだそうです。
しかも、医療機関も都市部にしかなく、救急車も有料だったり、来なかったり、まだまだ村の単位では呪術的な誤った手当てが施され、特に子供の死亡率が高い事も知らされました。
華やかな首都とはかけ離れた郊外の現状、その改善を図るために呼ばれた事も知りました。
早くこの国が、医療を気軽に誰もが受けられるもっと笑顔の国になってくれますように。

Page Top